かつて民俗学者の柳田國男が記録した岩手県遠野に伝わる逸話、伝承などを記した『遠野物語』。その序文と最終話に登場する郷土芸能「シシ踊り」は、人と自然との争いと調和、そして死者を含めた万物への供養と祈りを表現しているとされる。今も鳴り響く太鼓と笛が、遠野という土地で400年に渡って積み重ねてきた音と弔いの記憶を現代の音楽家たちが紐解いていくことはできるのだろうか──。『遠野巡灯篭木 / トオノメグリトロゲ』 プロデューサー 塚田有那の眼に映る3年間を記録したドキュメンタリー短編作品。