Fieldwork Tips

土地と出会い、
交わるフィールドワーク。
異界・遠野を巡り、
探求と創造の種を見つけよう。

『遠野物語』が刊行されたのは、1910(明治43)年。『遠野物語』に収録されている物語や当時の風習や文化をリサーチすることも面白いが、こうした民話が生まれるに至った背景や歴史にまで目を向け、土地の奥底に眠る原初に触れてみることで、いまを生きるフィールドワーカーそれぞれが新たな物語を生み出すことができるだろう。野に出て、土地の記憶、風土を感じてみよう。

監修:石倉敏明 スケッチ:さとうひより

Fexperience

A直接体験:眺める/感じる/味わう

いまも信仰が残る山々、人々が生活する集落、物語の舞台などを眺め、感じ、味わう。まずは異界・遠野を自由に散策し、風土を感じてみよう。遠野は東京都23区の面積より広いため、訪ねたいスポットに合わせてレンタサイクルやレンタカー、バス、タクシーを利用するのが望ましい。遠野駅前の観光協会で地図や交通手段についての情報が手に入る。滞在方法やルートについても気軽に相談可能。

異界・遠野を自由に散策 異界・遠野を自由に散策

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B間接体験:読む/調べる/考える

土地を知るために重要なのが、歴史に触れること。日本で初めて民俗学に特化した博物館「遠野市立博物館」は知の宝庫。クオリティの高い常設展示と企画展を楽しむことができる。詳細な情報は、知識豊富な学芸員を頼ろう。また、出版やデザインなどで遠野の文化的魅力を発信する「富川屋」など民間組織も活用することができる。知識を多く得ることも重要だが、今興味のあることについて学び、必要な情報に触れることが大切。

歴史に触れ 歴史に触れ

Fexperience

C参与観察:歩く/見る/聞く

より深く土地を理解し、強いインスピレーションを得るために、ここで生活する人々に話を聞き、物語の生まれる場所へ足を踏み入れてみよう。遠野には地域の文化や歴史に詳しいガイドやコーディネーター、語り部がいる。彼らとともに能動的に場所を巡ることで、より明確にモチーフの輪郭が立ち上がってくるだろう。人と人ならざるものが交わる「境界」で、異界を体感してみよう。

ここで生活する人々に話を聞く ここで生活する人々に話を聞く

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D参画と創造:住む/創る/踊る

土地にしばらく滞在する、郷土芸能団体に参加する、もしくは移住するからこそ、見える景色があり、探求・創作の原動力を得ることができる。「A.直接体験」から「B.間接体験」、「C.参与観察」までのフィールドワークを繰り返し、きっかけを掴んでみよう。Tales of Tonoでは、現在、滞在研究・創作のレジデンスを準備中。この土地で活動する仲間を受け入れ、新たな文化の生成と循環を生み出していきたい。

シシ踊 シシ踊


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1電車・新幹線でのアクセス(遠野駅まで)

東京から4時間
東京駅〜新花巻駅:東北新幹線/新花巻駅〜遠野駅:釜石線
仙台から2時間
仙台駅〜新花巻駅:東北新幹線/新花巻駅〜遠野駅:釜石線

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2飛行機でのアクセス(いわて花巻空港まで)

  • 札幌から1時間(JAL)
  • 名古屋から1時間10分(FDA)
  • 大阪から1時間30分(JAL)
  • 福岡から1時間55分(JAL)

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3車でのアクセス

浦和ICから約5時間35分
浦和IC〜北上江釣子IC:東北自動車道/花巻JCT〜遠野IC/釜石自動車道
仙台宮城ICから約2時間25分
仙台宮城IC〜北上江釣子IC:東北自動車道/北上〜遠野:国道107号

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遠野市内で利用できる交通手段

レンタサイクル/タクシー/バス/電車が利用可能。詳細は遠野市観光協会

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関連スポット・ウェブサイト

遠野市立博物館 / 遠野市立図書館
〒028-0515 岩手県遠野市東舘町3−9
こども本の森遠野
〒028-0523 岩手県遠野市中央通り1−16
内田書店
本店 〒028-0523 岩手県遠野市中央通り3−11
富川屋
〒028-0523 岩手県遠野市中央通り10−1
遠野の郷土芸能とまつり